警備の仕事に転職する際のポイントとは?

警備の仕事に転職を考えている方も多いのではないでしょうか。年齢に関する上限はあまりないため、セミリタイアの後の転職先として希望する方も少なくありません。そこで気になるのは失敗しないために、注意すべきポイントでしょう。今回は警備の仕事に転職する際のポイントを、詳しくご紹介いたします。

1. 夜勤や賞与の有無を確認

警備の仕事に関しては、基本的に夜勤が存在します。夜間は落ちついて業務に取り組めるメリットがある反面、日中よりも危険が増すことと夜勤によって体内リズムが崩れてしまうという点が気になることでしょう。 夜勤が好きな方もいれば、夜勤だけは避けたいという方もいるかもしれません。いずれにしても夜勤の有無は、しっかりと確認しておきましょう。夜勤という勤務形態はあったとしても、野外での交通誘導など業務があわない可能性も考えられます。夜勤の有無確認には、どういった業務なのかも含めて行いましょう。 また賞与に関しても同様です。正社員としての雇用だったとしても、アルバイトのような環境で業務をするはめになることも少なくありません。賞与の有無は事前に確認しておくことで、入社後に後悔することもなくなります。 賞与がなかったとしても、労働環境や条件がよい可能性もありますので、賞与がないことは一概に悪いとはいいきれません。ご自身にとって重要なポイントがなにか次第のため、まずは転職にあたって譲れないポイントを明確にしておきましょう。

そのほかにも準社員という社員であるにもかかわらず、アルバイトのような時給制である雇用形態が存在します。万が一そうだった場合にご自身の希望が正社員としての固定給ですと、理想とは異なることになるでしょう。なにも知らずに今日契約を結ぶことはないことでしょう。しかし面接を受ける必要があるかどうかにも関係するため、真っ先に確認しておくとよいといえます。

2. 主な仕事内容の確認

警備には大きくわけて、4種類の業務が存在しています。警備会社に転職をする際に、4種類の業務のどれでも問題はないのであればかまいません。しかしそのなかで避けたい業務があるとしたら、事前に確認しておく必要があります。入社してからは企業から割り振られた業務を行うことになります。そのときになって主張したとしても、なかなか融通を利かせてもらうことは難しいことでしょう。はじめから避けたい業務がない警備会社に転職を目指すことをおすすめします。 業務内容だけでなく、会社そのものの雰囲気も大切です。アットホームである、丁度よい距離感で接してもらえるような環境であれば、居心地がよいことでしょう。しかし過剰に干渉してくるギスギスとした環境の場合は、長く続けていけません。居心地の悪さを感じながら業務を続けるのはストレスで、精神衛生上もよくありません。 そういった問題がないかどうかを、あらかじめ確認しておくとよいでしょう。面接の際に会社に直接訪問するのであれば、可能な限り社内の雰囲気を確認しておきましょう。

3. 警備員に向いている人

警備の仕事に向いているか否かという部分は、非常に重要です。転職を希望していたとしても、いざ実際の業務をおこなったときに向いていないと感じてしまったら、すぐに再転職は難しいのでただただ苦痛となってしまいます。数ヶ月してから再転職をするとなった場合にも、あらたな転職先に対してあまりよい印象を与えません。 まずは真面目で黙々と物事に取り組むことが好きな方、あるいは苦痛に感じない方がよいでしょう。警備の仕事は基本的に繰り返しです。施設内を巡回する・工事現場などでの誘導作業などになります。そういったことに苦痛を感じない方であれば、適しているといえるでしょう。 そのほかにも正義感が強い方や、体格がよく護身術などを習得できる精神力のある方であれば問題ないといえます。観察力や洞察力・体力に自信があるという方にもおすすめです。頭脳を使用することも実際ありますが、体力を求められる場面が多々ありますので、どちらも備わっているとバランスタイプとしてよいでしょう。

4. 転職の際の注意点

他業種からの転職であれば、まず驚くのが勤務時間ではないでしょうか。たとえば施設警備の業務だった場合、24時間365日警備にあたらなければなりません。シフト制ではあるものの、複数パターンでのローテーションする方式をとることになりますので、仮眠をはさんで通常よりも長時間の労働をすることになるケースがあるのです。いったん宿に泊まるという選択はありかもしれませんが、そういった事情も考慮したうえで決めるべきといえるでしょう。 またこれまで警備の仕事をされたことがない場合、1社だけ決めてしまうかもしれません。条件などが一致していればよいものの、できるだけ複数の警備会社の雰囲気を感じたうえで決定しましょう。転職に焦りは禁物です。焦ってしまって勢いで就職をしてしまうと、その後のキャリアプランが非常に難しくなってしまいます。気になる部分をしっかりと確認したうえで、安心できる場所かどうかを決めましょう。そして警備の仕事は大変であることを今一度認識したうえで、それでも業務を行いたいのかあらたに検討する必要があります。

5. まとめ

警備の仕事は仕事内容によってたいへんかどうかが変わるため、事前に押さえておくべきです。また夜勤や賞与の有無も入社前に確認しておかなければ不満が残ってしまいますので、しっかりとチェックしておきましょう。警備員への転職をお考えでしたら、「株式会社A.R.S.警備保障」までお気軽にお問い合わせください。